電離圏・宇宙天気に関する世界資料センターのデータ

電離圏世界資料センターのデータ

電離圏・宇宙天気に関する世界資料センターについて

電離圏・宇宙天気に関する世界資料センター(WDC-ISW: World Data Center for Ionosphere and Space Weather)は、情報通信研究機構がこれまでに蓄積した電離圏および宇宙天気に関するデータの保全と公開を行っています。

WDC-ISWが扱っているデータには、1957-58年の地球観測年(IGY:International Geophysics Year)の時からWDC for Ionosphere として長期にわたって蓄積し、保全を行ってきた国内および南極上空の電離圏の観測データや、 国際宇宙環境サービス(ISES: International Space Environment Service)/地域警報センタ(RWC: Regional Warning Center)として行ってきた宇宙天気予報に関するデータが含まれます。その一部には、過去にフィルムや紙媒体に記録されたデータを現代のデジタル形式に復元し、保全を行っているものもあります。これらの公開されているデータは、多くの公共機関、研究機関、大学等で利用されています。

WDC-ISWの活動は国際学術会議(ISC:International Science Council)/世界科学データシステム(WDS:World Data System)の正会員として実施されており、科学データの保全や利用に関する国際的な取り組みに貢献しています。

南極昭和基地関連のデータダウンロード

国内電離層月報

各月毎の日本国内(稚内、国分寺、山川、沖縄)でのイオノゾンデによる電離圏観測のサマリーや電離圏パラメータの読み取り値が記されたデータブック

南極電離層年報

各年毎の南極昭和基地のイオノゾンデによる電離圏観測のサマリーや電離圏パラメータの読み取り値をまとめたデータブック

NICT イオノゾンデ観測データ

日本国内(稚内、国分寺、山川、沖縄)と南極昭和基地のイオノゾンデ観測データ

イオノグラム手動読取値

日本国内(稚内、国分寺、山川、沖縄)と南極昭和基地のイオノグラムの手動読み取り値