準リアルタイムデータ

イオノグラム

電離圏観測機で取得した最新のイオノグラムデータです。縦軸を見かけの高さ、横軸を周波数に取っています。イオノグラムは、電離圏の電子密度のおおよその高度分布を示しています。南極では、磁極に近いため磁力線の影響で複雑な電離圏が観測される時があります。

過去のデータはIonogram Viewerをお使いになりご覧ください。
使用方法:StationをSyowa (SF1NR又はSF2NR) に変更、Latestを押します。-15min等を押して過去のデータをご覧下さい。

イオノグラム
Y軸:見かけの高さ km / X軸:周波数 MHz
1日1回10時10分に1日前の1観測分の図を更新

電離圏全電子数、衛星電波シンチレーション、測位誤差

電離圏全電子数TEC(Total electron content)は、GNSS(Global Navigation Satellite System)電波の電離大気による位相速度遅延・群速度遅延から求められます。
衛星電波シンチレーションは、GNSS電波の強度の乱れ(S4指数)や位相の乱れ(σφ指標)で検出できます。プロットの色の違いは衛星ごとの違いを示しています。
受信した衛星信号データを一般的なGNSS測位方式で解析することで、南北方向(N-S)・東西方向(E-W)・鉛直方向(Height)の位置のずれを測位誤差として求めています。

衛星電波シンチレーション
1日1回9時30分に1日前の1日分の図を更新

データ転送と観測機モニタ用ネットワーク

観測データやモニタ情報などは、準リアルタイムにインテルサット衛星を経由して日本に送られてきます。また、機器の状態や室内温湿度などの情報も確認できます。

データ転送と観測機モニタ用ネットワーク★shouwakichi-ni-okeru-denrisoukansoku_2017のP20