成果

最近の成果

長波標準電波の長距離観測

〈この観測の目的と成果〉

  • NICTは長波による標準電波の運用を平成11年6月から開始し、送信し続けています。
  • 長波の16,000kmを超える海上伝搬の電界強度の値を推定する方法は、これまで得られていませんでした。
  • 私たちは、南極観測船「しらせ」に図1の様に装置を設置し、図2の航路で観測を行いました。その後、図3の論文化(推定法)を行い、国際電気通信連合 無線通信部門(ITU-R)に認められました(国際標準化)。
  • 推定法を国際標準化することで、長波を用いた標準電波の国際的な周波数調整を円滑に進めることができ良い成果が得られました。
図1 南極観測船「しらせ」に設置された観測装置
図1 南極観測船「しらせ」に設置された観測装置
図2 南極観測船「しらせ」の航路(南北のみ)
図2 南極観測船「しらせ」の航路(南北のみ)
図3 「長波標準電波の伝搬実験と電界強度計算法の開発」電子情報通信学会論文誌 2009/12 Vol. J92–B No. 12
図3 「長波標準電波の伝搬実験と電界強度計算法の開発」電子情報通信学会論文誌 2009/12 Vol. J92–B No. 12
図4 Recommendation ITU-R P.684-7 (09/2016)“Prediction of field strength at frequencies below about 150 kHz
図4 Recommendation ITU-R P.684-7 (09/2016)“Prediction of field strength at frequencies below about 150 kHz”

昭和基地の電離圏観測データを使った論文集 (PDF)